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子供から尊敬されなくても良い理由とは

親を尊敬する理由がいまいち分からない子どもは多い

なぜ親を尊敬しなければいけないのか?本当の意味でわかっていることも少ない。誰でも小さな頃から、先生や親戚など周りの大人からお決まりのセリフを浴びる。

「お父さんは大事にしないといけないよ。」

「一番尊敬してる人は?」

「まず誰に報告したい?」

など、まず身近なお父さんお母さんしかレパートリーがないであろう年頃から。

良くも悪くもなんとなく空気を読まされるのだ。

余程間違った生き方をしなければ、親が死んだ後に尊敬される

実際に大人になった今、育ててもらったことには感謝はするが尊敬するかと言われたいつまでも首をひねるだろう。

親の生き方を否定するわけではないが、実質15歳の頃から一緒に暮らしていない。幼少の頃のエピソードはいろいろ覚えているが、その中で尊敬できると言えるような場面がどうにも見当たらないのである。

だから、おそらく親が亡くなったことを知った時には、亡くなる、と言う儀式を何らかの形で乗り越えた親に対する、立派だったなと言う気持ちが、容易にシュミレーションできる。

普段から自己肯定感を持っていると寂しくならない

子供から尊敬の眼差しで見られたい、と思う親は多いだろう。しかし、尊敬するもしないも子供の感覚であり、子供の気持ちである。だからどんなにカッコいい親の姿を見せつけたところで、結果的に尊敬してくれるかどうかは子供が決めることである。

時には尊敬ごっこで満たされてもいい

とはいっても、時には子供からその尊敬されたい!自分に対して憧れを持ってほしい!と言う気持ちを持つこともあるだろう。

そんな時は、疑似体験でも演技でもいいので、子どもと尊敬ごっこでもして束の間の夢をみてはどうだろう。そんなユーモアな遊びがあってもいいかもしれない。

ただ、子供が小さくてノリが良い時の期間限定の貴重な夢であるが。

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